せんべい専門店「銀の杵横浜中山店」(横浜市緑区寺山町)で現在、金環日食にちなんだ「金環せんべい」が提供されている。
5月21日に首都圏で173年ぶりに見ることができる金環日食。太陽と月がきれいに重なる「中心食線」が緑区を通過し、市内でも有数の観察ポイントとなることから企画された。
「今年1月に区長から金環日食を盛り上げるせんべいを作ってみては、とアイデアをもらった。商品化まで約2カ月。デザインを区役所が行うなど、さまざまな人の協力で販売までこぎつけた」と店主の加藤龍昭さんは話す。
砂糖で白くコーティングされたせんべいに、太陽光の赤い輪と緑区のキャラクター「みどりん」を天然色素で施した。価格は1枚137円。
同店限定販売で、3月の発売からこれまでに2500枚以上販売している。
営業時間は9時30分~20時(日曜・祝日は18時まで)。不定休。