横浜・都筑の被災地支援ボランティアサークル「芽吹きの会」は現在、被災地へマフラー・手袋・帽子を贈る「サンタクロースプロジェクト」を展開している。
都筑区の主婦を中心に、地域の店舗や企業の協力を受けながら活動する同サークル。東日本大震災発生直後から、宮城県気仙沼市・大崎市・石巻市・南三陸町、岩手県大船渡市・陸前高田市、福島県いわき市・南相馬市の主婦と連絡を取り合い、衣料品や文房具、ベビー用品などを贈ってきた。
今回は、クリスマスの時期が近づき「被災地の子どもたちへなにかプレゼントできないか」という思いから、被災地の主婦らと相談した結果、マフラー・手袋・帽子の3点を集めて贈ることにした。現在都筑区内外の団体や企業などがこの活動に賛同している。
同サークル代表の中西美奈子さんは「被災地の子どもたちへ笑顔を届けたいという思いで始めた活動。顔の見える支援にこだわり、被災地のママたちと直接連絡を取り合い、被災地のニーズに合わせて集めている。この活動を通して、被災地の現状や支援を必要としている方がまだまだいることを知ってほしい」と話す。
同プロジェクトへの協力は「芽吹きの会」のウェブページから。マフラー・手袋・帽子の受け付けは11月30日まで。