
プロ音楽家が指導する「つづきジュニアストリングス2025」のメンバーを現在、NPO法人都筑文化芸術協会(横浜市都筑区茅ケ崎中央)が募集している。
都筑区をはじめとした横浜北部エリアの文化活動を幅広く支援する同団体。弦楽器(ストリングス)を始めることはハードルが高いと考えられていることから、子どもたちにそのきっかけをつくりたいと同プロジェクトを2023年に立ち上げた。プロの指導の下、夏休みの5日間で練習、リハーサル、コンサートを行う。
今年は都筑区民文化センター「ボッシュホール」(横浜市都筑区中川中央1)との共催で、同ホールを会場に7月30日・31日、8月1日・8日にオーケストラ講座やパート練習、合奏などの練習を行い、8月10日にコンサートを予定する。
指導するのは、指揮の榊真由さん、バイオリン・ビオラの牧千恵子さん、加藤かな子さん、服部佐知子さん、チェロの行本康子さん、コントラバスの大黒屋宏昌さんほか。予定する演奏曲目は「ブルックグリーン組曲」(ホルスト作曲)、「おもちゃのシンフォニー第1楽章」(アンゲラー作曲)、「君をのせて」(久石譲さん作曲)。上級者向けのチャレンジ曲コースや弦楽器初心者向けのコースも用意する。
同協会メンバーで、講師の一人の加藤さんは「子どもたちが音楽の楽しさと達成感を味わえる夏の特別プロジェクト。コンサートはチケット制でどなたでも鑑賞できる。子どもたちのエネルギーと音楽の力が満ちたステージを届けたい。地域で音楽文化を育む取り組みに今年も注目してほしい」と話す。
対象は小学3年生~高校3年生。楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス。参加費は1万円(楽器の貸し出しは別途)。応募は6月8日まで。8月8日・10日のみ体験参加のパーカッション(参加費は4,000円)も数人募集する。