撮影スタジオ「カフェラボ」(横浜市港北区高田東3)代表の松村匡則さんが監修した単行本「ワンルーム カフェ部屋のつくりかた」(スタジオタッククリエイティブ)が7月25日、発売される。
横浜市営地下鉄グリーンライン高田駅近くにある、町工場を改築しカフェ風の内装に仕上げた同スタジオ。これまでに自主制作映画や広告のスチールなどの撮影に利用されてきた。
床や壁のほか、スタジオ内に配置されているいすやテーブルなどのインテリアは、リサイクル品や廃材・廃品を活用して松村さんが手作りで手がけたもの。撮影スタジオとしての営業のほかに、カフェ運営者のためのインテリア製作指導も行ってきた。
同書では、これまでの松村さんの経験を生かし、リサイクルショップでの中古家具の購入から、自分でリペア・リメイクするための手法、工具の使い方などを解説。「ガレージハウス」「ミッドセンチュリー」「アジアン」など7つのスタイルを設定し、それぞれカフェ風のインテリアにするためのヒントを教える。
松村さんは「部屋のインテリアをセンスよくまとめることは難しいと思われがちだが、そのヒントはどこにでも転がっている。雑誌などの写真をもとにこんなものを作りたいと思ったら、リサイクルショップを回ることがおすすめ。色や素材を整えれば、安価で個性的な部屋ができる。新品を集めるより、自分で中古品を加工するほうが楽かもしれない」と話す。
168ページ、A5判。価格は1,995円。