東京都市大学横浜キャンパス(横浜市都筑区牛久保西3)で3月8日、つづきジュニア編集局が作る広報誌「つづきジュニアタイムズ第2号」の完成を記念して、広報誌の贈呈式が行われた。
小学生から高校生までのジュニア記者(都筑区内の子どもが中心)が都筑区内のニュースを子どもの目線で独自に取材し、記事を書く「つづきジュニア編集局」。2009年に始動し、現在はNPO法人ミニシティ・プラス、東京都市大学環境情報学部中村研究室、都筑区役所が共同で運営している。
現在のジュニア記者は24人で、日々の取材記事は都筑区の広報誌やつづきジュニア編集局のウェブサイトに掲載しており、子ども目線の企画、取材記事に注目が集まっている。
年に一度、それまでの取材記事をまとめた「つづきジュニアタイムズ」を発行しているが、今回は横浜市内の読売会(読売新聞販売店)と横浜市が共同で行っている地域貢献活動「Y2サポートプロジェクト」の協力で実現。当日は読売会からジュニア記者らに「つづきジュニアタイムズ第2号」が贈呈された。
中学3年生で編集局企画部の門脇ひかるさんは「自分たちが取材して書いた記事がこうして紙になるのはうれしい。これを多くの子どもに読んでもらい、そこから私たちの活動を知ってもらって、今度は取材する側に回ってもらえたら」と話す。
発行部数は3万部。都筑区内の公立小中学校のほか、都筑区役所でも配布される。