都筑で子どもだけのまち「ミニヨコ」開催-約200人の子どもが参加

当日の会場の様子

当日の会場の様子

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 ショッピングタウンあいたい(横浜市都筑区中川中央1)3階のダイニングパティオ内イベント広場で1月16日、子どもたちだけで「仮想の街」をつくるイベント「ミニミニヨコハマシティinあいたい」が開催され、約200人の子どもが参加した。

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 「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶことができる同イベント。横浜では2007年にハウスクエア横浜(中川1)で初開催され、以降、大さん橋ホール(中区)で開催されたほか、赤レンガ倉庫(中区)でシンポジウムなども行われてきた。

 3月にはハウスクエア横浜でも3日間開催される予定で、今回はそこで運営する市民(子ども)を募集することを目的としたプレイベントでもあることから、「ミニミニヨコハマシティinあいたい」となった。

 当日は、約120平方メートルの会場に市役所や銀行、ゲームセンターなど子どもたちが企画・運営する8つの施設が出店。来場した子どもたちは市民登録を行い、街のジョブセンターで仕事に就き、独自の通貨「ミニヨン」を得て買い物を楽しんだ。また、同施設の「お年玉抽選会」会場では、同イベントに参加した子どもがスタッフとともに仕事をする一幕もあった。

 今回ミニヨコ副市長を務めた小学5年生の百崎佑さんは「自分たちで街をつくっていく中で相手の気持ちを考えて行動できるようになった。遊びながらいろいろなことをたくさん勉強できるので3月のミニヨコにはぜひたくさんの人に来てもらいたい」と話した。

 次回開催予定の「ミニヨコハマシティ」は3月19日~21日。参加料は1日券=300円、3日間通し券=500円(いずれも1人分の料金)。

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