![写真は区内で開催された朝市の様子。こうした朝市やマルシェを始めるためのエプロン、テント、テーブル、野菜結束テープなどをセットで貸し出す](https://images.keizai.biz/kohoku_keizai/headline/1469751328_photo.jpg)
都筑区区政推進課(横浜市都筑区茅ケ崎中央)は7月28日、都筑野菜のマルシェを行うためのエプロンや簡易テントなどを貸し出す「都筑野菜マルシェセット」の提供を始めた。
横浜市内18区のうち、農家戸数1位、農地面積2位となっている都筑区(2010年世界農林業センサスより)。このことから区は、農業が盛んな区内で採れた野菜や果物、卵を「都筑野菜」と呼び、地産地消を推進してきた。
都筑区総合庁舎をはじめ、各所で都筑野菜の朝市や直売などのマルシェも広がっている同区。4月にはそれら都筑野菜を購入できる場所を紹介した「都筑野菜直売所マップ」も製作し、配布を始めた。区内外の住民に、気軽に直売所を回ってもらい、都筑野菜に親しんでもらうことをねらう。
今回貸し出しを始めた「都筑野菜マルシェセット」は都筑野菜をさらに普及させるため、マルシェを行う農家や団体を支援する施策。内容はエプロン、簡易テント(ワンタッチタープ)、折りたたみ式テーブル、野菜結束テープをセットにしたもので、都筑野菜をアピールしながら、マルシェを運営できる。
貸し出しは無料。貸出期間は原則2週間まで。貸出・返却場所は同区役所区政推進課企画調整係まで。