ズーラシア アカアシドゥクラングールの赤ちゃん、生後1カ月で一般公開

今回公開されるアカアシドゥクラングールの赤ちゃんとその母親

今回公開されるアカアシドゥクラングールの赤ちゃんとその母親

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 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根町、TEL 045-959-1000)で4月に誕生したアカアシドゥクラングールの赤ちゃん(オス)の一般公開が6月2日に始まった。

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 アカアシドゥクラングールは、ベトナムやラオスの熱帯雨林に群れで生息する霊長目オナガザル科のサル。ベトナム戦争によって生息地の大半を失い、数が激減したほか、ペットや食糧、漢方薬などの使用を目的とした密猟も横行しているため、現在ではその生存が極めて危険な状態にある(国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定)。

 同園ではこれまで2頭のアカアシドゥクラングールの赤ちゃん「ムー」と「ショーン」の、国内では初となる人工哺育に成功。4月にはショーンが一般公開されたばかりだった。今回生まれた赤ちゃんは、母親ワニに育てられており、母子ともに落ち着いていることから、生後約1カ月での公開にいたった。

 インドライオン展示場先トンネル内では、同日よりこの赤ちゃんの愛称投票を実施。愛称候補は、「アーニ」「トレラ」「バー」の3つが挙がっている。投票は14日まで。

 アカアシドゥクラングールの赤ちゃんの公開は毎週日曜日の9時30分~13時。入園料は、大人(18歳以上)=800円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。

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