ハウスクエア横浜（横浜市都筑区中川1）で4月4日・5日、子どもたちだけで「理想の街」をつくるイベント「ミニヨコハマシティ（ミニヨコ）」が開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス（中川1）。

石巻マルシェも

　「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、実際に2日間「ミニヨコ」という子どもの街を作る同イベント。子どもたちはアイデアを出し合いながら街を作り、就労や政治、まちづくりなど社会の仕組みを遊びながら学ぶ。毎回、事前に開催される「ミニヨコの運営会議」には延べ50人以上の子どもが参加する。

　前日の3日には、運営会議に出席した子どもたちを中心に、会場でまちを準備。銀行や税務署、市役所など公共施設のほか、その日までに出たアイデアを元にした店舗や施設などが出店する。当日は参加する子どもたちは店舗や施設で働き、そこで得たミニヨコ内の通貨「ミニヨン」を使って、今度はお店で買い物などを楽しむことができる。

　ミニヨコを運営する中心メンバーの子どもたちはこれまで、石巻日日こども新聞との交流など石巻とゆかりがあることから、会場外で石巻関連のイベントも実施。会場内に大人が立ち入ることはできないが、会場の外では大人向けに、石巻マルシェ（石巻物産展）や同館内にあるシェアリーカフェでは「石巻応援カフェ」と題して石巻の食材を使ったランチの提供もある。

　そのほか協力企業・団体による「ものづくりスクール」や「スマフォアプリ創作体験教室」なども用意する。

　開催時間は10時～16時。参加費は1日300円（19歳以下の子どもであれば参加可能）。