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劇団かかし座が2年ぶりの新作「Wonder Shadow」-KAATで上演

2部制で、第1部は影絵実験ショー形式の演出で、影絵のさまざまな技術を解説する

2部制で、第1部は影絵実験ショー形式の演出で、影絵のさまざまな技術を解説する

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 都筑区に拠点を置く影絵専門劇団「劇団かかし座」(横浜市都筑区南山田町)は、2年ぶりの新作「Wonder Shadow」を発表した。

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 1952(昭和27)年に日本で最初に設立された影絵の専門劇団の「かかし座」。NHKの番組向け影絵劇制作からスタートし、「星の王子さま」「かぐや姫」「ニールスのふしぎな旅」など多くの舞台作品を制作・上演してきた。影絵の映像手法を積極的に取り入れた作品は国内外で評価されているほか、現在ではアーティストのプロモーションビデオ出演や演出なども手掛けている。

 新作「Wonder Shadow」は大型影絵劇「オズの魔法使い」以来2年ぶりの作品。作品は2部制で、第1部は影絵実験ショー形式の演出で、影絵のさまざまな技術を披露する。第2部はストーリー「Adventure of the Shadow-影の国の冒険-」。主人公が「雨を降らせるドラゴン」を探す旅にでるというあらすじで、第1部で披露した影絵が物語の重要な役割を担うという。

 劇団の後藤圭代表は「今回の新作は、今まで培ってきた技術や遊び心をふんだんに盛り込んだオリジナルストーリー。影絵実験やドラゴン探しの冒険物語など、子どもたちの感性を刺激するエンターテインメント性の高い作品となる。想像力を自由に羽ばたかせて、ぜひWonder Shadowの世界を楽しんでもらいたい」と話す。

 新作は3月28日・29日にKAAT 神奈川芸術劇場(横浜市中区)で初公演。チケットは全席指定で大人3,000円、小学生以下2,500円。

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