新横浜でミツバチを育てるプロジェクト

採蜜の様子。ミツバチはめったに刺さないが、安全のため参加者は防護服を着る

採蜜の様子。ミツバチはめったに刺さないが、安全のため参加者は防護服を着る

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 新横浜で、ミツバチを育てる「新横浜ハニーフィールドプロジェクト」の取り組みが始まっている。

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 同プロジェクトは、横浜の街中でミツバチを育て、採蜜したハチミツを地域ゆかりの商品へ活用する「HAMA Boom Boom!Project」の一環。養蜂(ようほう)を通して自然や環境を意識するきっかけをつくり、人と人とのつながりを広げていくこと目的としている。

 養蜂は新横浜駅前郵便局のある臼井ビル(横浜市港北区新横浜2)屋上で行われており、飼育しているミツバチは約2万匹。ミツバチの行動範囲は約4キロと言われ、新横浜のミツバチは鶴見川沿いに生育している樹木からみつを採ってきていると考えられる。

 4月からは毎週土曜日に採蜜のイベントが行われ、参加者は巣箱やミツバチを間近に見ながら、ハチミツを採ることができる。

 「HAMA Boom Boom!Project」代表の岡田信行さんは「新横浜での採蜜はこれまでのプロジェクトの経験を生かして、さらに多くの方が参加して地域の自然に意識を向けていただけるようなものにしたい」と話す。

 新横浜ハニーフィールドプロジェクトの採蜜は毎週土曜日(6月末ごろまで)。詳しくはHAMA Boom Boom!Project Blogで確認できる。

 同プロジェクトは2008年9月~11月末、BankART studio NYK(中区海岸通3)屋上で行われていたアート展示「ルーフトップパラダイス」内での「ミツバチ養蜂」としてスタート。横浜を舞台に新しい構想計画や空間政策を立案する「UDCY(横浜アーバンデザイン研究機構)」のパイロット事業として運営が始まった。ミツバチたちが近隣に生育している樹木からハチミツを採ってくることで街の緑が資源であることを気付かせるものとなった。

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