青葉台のファミリー向け賃貸マンション「エスポワール松風台」(横浜市青葉区松風台14)で11月29日、原状回復可能な無垢の杉を使った床はりワークショップ「ハリハリ大作戦」と、自然素材の土壁をコテで塗る「ヌリヌリ大作戦」 が開催される。
主催は2013年に東日本大震災被災地の岩手県陸前高田市で設立された「TSUMUGI inc.」。同社は行き場を失った地元の杉材を有効活用するため、家具から家まで簡単に組み立てられる木材キット「kumiki」を開発した。2013年6月と2014年2月には、それぞれ陸前高田市内と宮城県石巻市内に、地元住民と共に「kumiki」を使って集会所を組み立てたという。
今回のワークショップは、カスタマイズ可能な賃貸マンションとして準備中の「エスポワール松風台」の空き部屋を使用。気仙杉の床材をはめ込む作業と自然素材の塗り壁材をビニールクロスの上からコテで塗る作業が体験できる。
同マンション大家の土志田祐子さんは「これまでDIYをやりたいけれどなかなか踏み出せなかった方やはじめての方、青葉台でお部屋さがしをしている方、松風台という緑多い環境にぜひ体験に来てほしい」と話す。
開催時間は「ハリハリ大作戦」=9時45分~12時30分、「ヌリヌリ大作戦」 =13時30分~17時。参加無料。申し込みはkumiki Projectホームページから。