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国内の食材に愛着を-岩手県野田村の食材テーマに生産者と消費者つなぐフレンチ

ホタテなど岩手県野田村の食材を使ったフレンチを提供する

ホタテなど岩手県野田村の食材を使ったフレンチを提供する

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 新横浜駅近くのフランス料理店「HANZOYA」(横浜市港北区新横浜3、TEL 045-471-8989)で9月26日、使われている食材の生産者とともにフレンチを楽しむプレミアムディナー「フレンチで味わう郷土の魅力 岩手県野田村」が開催される。

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 全国各地を巡り、農産物や水産物などのさまざまな食材の生産者やその文化、生産過程に触れてきたという店主の加藤英二さん。多くの地域で、後継者不足などの問題から、その土地ならではの「食材」の生産数が減少し、食材そのものが失われつつあることを感じたという。同企画は、そうした問題を伝えるために、生産者と消費者をつなぐディナーとして4月に初開催されたもの。生産者は食材へのこだわりやその魅力を語り、消費者へ価格や味でのみ判断している料理や食材の向こう側にある実際の生産現場を紹介する。

 2回目の開催となる今回は、塩の生産やホタテ貝が捕れることで知られる「岩手県野田村」がテーマ。野田村の漁業協同組合やホタテ漁師らをゲストに一般客とともにテーブルを囲む。

 加藤さんは「野田村は海や川、山など日本の原風景が残る希少な村。そこで育つ海産物はすばらしいものばかり。この機会に野田村に興味を持ってもらうとともに、国内の食材にもっと興味と愛情を育んでもらえたら」と話す。

 開催時間は19時~21時30分。価格は1万円(要予約)。

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