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ズーラシアで国内初の人工哺育成功したアカアシドゥクラングール、愛称投票

アカアシドゥクラングールの子ども

アカアシドゥクラングールの子ども

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 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区上白根)は9月14日、国内初の人工哺育に成功したアカアシドゥクラングールの子どもの愛称投票を始めた。

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 アカアシドゥクラングールは、ベトナムを始めラオスやカンボジアなどの東南アジアの熱帯雨林に群れで生息するリーフイーター(葉食いザル)の仲間。現在では、ベトナム戦争で生息地の大半を失い、数が激減したほか、ペットや食糧、漢方薬などの使用を目的とした密猟も横行しているため、生存が極めて危険な状態にあるという。

 同園では昨年12月にアカアシドゥクラングールの赤ちゃん(メス)が誕生し、国内では初となる人工哺育に成功した。今回はインドライオン展示場先トンネル内で愛称投票を開始。「ムー」「サン」「ティエン」の3つの候補が挙がっている。投票は9月29日まで。

 14日からは、アカアシドゥクラングール展示場内で特別ガイドも実施。飼育係員が展示場内で子どもを実際に抱きながら生態や特徴などを紹介する。特別ガイドは11月30日までの毎週日曜日、11時45分から15分程度。

 飼育展示係の川口芳矢さんは「国内で唯一アカアシドゥクラングールを飼育している当園で、特別ガイドの時間のみだが、待望の子どもをご覧いただけるようになった。姿を見ればピンとくる愛称が見つかるかもしれないので、愛称投票も合わせて楽しんでいただけたら」と話す。

 開園時間は9時30分~16時30分。火曜休園。入園料は、大人(18歳以上)=600円、中人(高校生)=300円、小人(小・中学生)=200円、小学生未満無料。

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