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新横ラー博に欧州のラーメン店初出店-逆輸入ラーメン店第2弾

無垢ツヴァイテラーメン

無垢ツヴァイテラーメン

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2)内に6月25日、ドイツ・フランクフルトのラーメン店「無垢」が出店する。

看板のないドイツ・フランクフルトの「無垢」

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 これまで、ヨーロッパやアメリカなど、世界17カ国26都市を訪れ、200店舗以上の海外ラーメン店を調査してきた同館。そのなかで、日本からの海外へ出店したラーメン店だけでなく、各地でその国の風土や食文化を取り入れたご当地ラーメン店が生まれていることを発見したという。

 これらの調査を経て、昨年同館が開館20年目を迎えたことから、日本に店舗がない「世界のご当地ラーメン」を誘致・紹介する企画をスタート。昨年4月には国内初の「逆輸入ラーメン店」として、アメリカ・ハリウッドのラーメン店「IKEMEN HOLLYWOOD(イケメンハリウッド)」が出店していた(6月1日卒業)。

 今回第2弾として出店するのは、2010年にドイツ・フランクフルトにオープンした「無垢」。同店は、ドイツで食品卸しの商社マンとして働いていたという山本真一さんが開いたラーメン店。フランクフルト本店では看板・ホームページも含めて一切の宣伝をしていないが、口コミで認知が広がり、オープン4年でヨーロッパでも有名なラーメン店として知られるようになったという。

 同館ではドイツ語で「2番目」を意味するツヴァイテをつけた「無垢ツヴァイテ」として出店。メニューはザワークラウトや塩漬けした背脂「スペック」などを使った「無垢ツヴァイテラーメン」(900円)のほか、本店の看板メニュー「無垢ラーメン」(900円)、「焦げ味噌ラーメン」(900円)などを用意した。

 同店のラーメンの特徴は、独特の風味と食感のある麺。ヨーロッパでは日本のラーメンの麺に使われる小麦が手に入りにくいことから、ピザ用の小麦やパスタ用のデュラム粉を独自に配合した自家製麺を使っている。

 同館広報の中野正博さんは「食にうるさいフランス人やイタリア人がわざわざドイツまで足を運ぶ、ヨーロッパで最も注目を浴びているこちらのラーメン店。ドイツ生まれの日本のラーメンをこの機会にお試しいただけたら」と話す。

 同館の入場料は、中学生以上=300円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満無料。営業時間は日によって異なる。

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