東急東横線大倉山駅近くにある書店「BOOK APART」(横浜市港北区大倉山3)は6月3日から、イラストレーター佐伯ゆう子さんのイラスト展「I read、I draw」を開催する。
「BOOK APART」は、ルーブル美術館分館「ルーブル ランス」の設計でも知られる建築家ユニット「SANAA」の妹島和世さんが設計した「大倉山集合住宅」に昨年10月にオープンした書店。約65平方メートルある3階建て住居の店内にオーナーの三田修平さんがセレクトした約3000冊の本が並ぶ。
今回は「&PREMIUM」「BRUTUS」「ケトル」などさまざまな雑誌媒体で活動する佐伯さんの作品十数点を展示予定。佐伯さんの好きな小説の世界観を独自の解釈を加えてイラストで表現する。
三田さんは「ネットではなく実際に書店に行くことで、思いがけず知らないものに出会うことができる。アートも本も、普段興味を持たない人にこそ日常のなかで出会っていただきたい。今回の展示では、同じ本でも見方によって違う展開があるということに気づいてもらえるはず」と話す。
営業時間は12時~19時(月曜定休)。展示期間は6月27日まで。