独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)神奈川地域支社(TEL 045-682-1885)は2月15日から、IKEA(イケア)と共同でリデザインを行った郊外団地の入居者を募集する。
昨年1月から港北ニュータウンなどの5団地で、イケアの家具を配置した新しい住まい方モデルの提案を行ってきた同社。今回は、さらにキッチンや押し入れの改修のほか、全体のカラーコーディネートまでをイケアの監修で行う「リデザイン」プロジェクトを実施した。高齢化が進む郊外団地で、イケアのノウハウを生かした空間作りを行い、若い世帯の入居を促すことがねらい。
2月6日にイケア港北(横浜市都筑区折本町)で行われた記者発表で、UR都市機構神奈川地域支社の太田潤住宅経営部長は「URとイケアが住まい手に近づくことが今回のテーマ。時を経た団地の新しい住まい方提案をする」と話した。
今回改修し、募集を始めるのは、霧が丘グリーンタウンの5戸(緑区)、港北ニュータウンビュープラザセンター北の2戸(都筑区)、左近山団地の3戸(旭区)、ベイシティ本牧南の3戸(中区)の4団地。子どもがいる若い世帯を想定して、間取りは2LDKが中心。入居契約者にイケア家具が提供される物件もある。
現地内覧は2月15日~23日まで。