障害者自立支援のためのチョコレート工房「はたらく支援工房ショコラボ」(横浜市都筑区茅ヶ崎中央、TEL 045-507-8688)は1月末、オリジナルブランドの新商品の提供を始めた。
2012年11月にオープンした同工房は、チョコレート作りを通してやりがいや誇りを感じられるようになることを目的とした障害者支援の試み。障害者の平均工賃アップをさせることで、社会の中での自立を目指す。チョコレート業界だけでなく輸入商社、教育業界など各界のプロらが監修を務め、作られるチョコレートのクオリティーも高い。商品は同工房が運営するオンラインショップで販売している。
今回の新商品はパンダショコラ(525円)とローズショコラ(525円)の提供を開始。同工房の店頭でのみ販売するハート型のチョコレート(300円)の展開も始めた。
同工房を運営する一般社団法人AOHの副会長伊藤祥子さんは「工房を開いてからあっという間に1年以上が過ぎた。チョコレートは今が一番売れる時期なので忙しいが、順調に製造できている。これからもバレンタインというくくりではなく新商品を追加していきたい」と話す。