プレスリリース

横浜・三溪園にて梅雨を愉しむ、味わう「花しょうぶ展」・「梅づくし」を開催!

リリース発行企業:横浜市

情報提供:

国指定名勝「三溪園」(所在地:横浜市中区)の梅雨の時期は、ハナショウブやスイレン、アジサイなどの花が園内を彩ります。見頃を迎えるこの季節にあわせ、三溪園では「花しょうぶ展」を開催します。また、梅酒や梅ジュース作りの講習と、イベント参加者限定ランチを愉しめるイベント「梅づくし」を1日限定で開催します。緑深まる日本庭園にて、梅雨の美と味を存分にお楽しみください。


三重塔とハナショウブ

                                                        

■花しょうぶ展

ハナショウブは、江戸時代から品種改良が続けられ、今ではその数が5,000種類もあると言われています。会期中は「日本花菖蒲協会」が育てた選りすぐりのハナショウブを、鉢植えや切り花など様々な表情で、毎日入れ替え展示します。また、お手入れ方法や疾病対策など栽培に関するご相談も無料で受け付けます。

日程 | 令和7年6月5日(木)~8日(日)
時間 | 10:00~16:00(初日は13:00~)
場所 | 外苑 中央広場
料金 | 無料(入園料別途)
内容 | 約120鉢の鉢植え展示、鉢植えの販売(無くなり次第終了)
共催 | 日本花菖蒲協会
※日本花菖蒲協会
昭和5年(1930年)発足。100年近くにわたり花菖蒲の普及活動をおこない、現在は品種検証も担っている。

ハナショウブ

■梅づくし

かつて「幻の梅」とも呼ばれた杉田梅。そんな杉田梅を知り尽くす、料理研究家の市原由貴子氏を講師にお迎えし、梅の特徴や加工方法について講習(お土産付き)を実施します。
講習後は、梅の風合いを楽しめる逸品が詰め込まれた本企画限定ランチをお楽しみいただけます。
また、杉田梅を使った梅干しや調味料も限定販売します(商品購入のみも可)。

日程 | 令和7年6月15日(日)
時間 | 10:30~12:15 / 12:30~14:15(各回20名様限定)
場所 | 外苑 待春軒
料金 | 4,200円(税込・入園料別途)
内容 |
・講習(三溪園と杉田梅の歴史解説)
・講習(梅酒と梅ジュースの作り方の実演)
・お食事(待春軒限定ランチ「旬彩弁当 梅」(ハーフサイズ三溪そば付))
・お土産(杉田梅みそだれ)
※内容については都合により変更となる場合があります
講師 | 合同会社 横浜旬・菜・果 代表 市原 由貴子氏
料理研究家・栄養士・カルチャーセンター講師として杉田梅を使った料理の普及活動を行っている。
申込 | オンラインチケットサービスPeatixにて事前にご予約ください。
https://sankeien-umeshigoto-2025.peatix.com/view
※商品購入のみの場合は予約不要

※杉田梅
杉田梅林(横浜市磯子区)は、安土桃山時代に領主の勧めにより梅の実の栽培に力を入れるようになったことに始まり、江戸時代には関東随一の梅林として全国から多くの人が観梅に来たと言われています。しかし、時代の流れで宅地化が進み、妙法寺(横浜市磯子区)の境内にわずかに残る「幻の梅」と呼ばれるようになりました。
そして現在、多くの方に再び杉田梅を知ってもらおうと「合同会社 横浜 旬・菜・果」をはじめとする愛好家の方々が精力的に杉田梅の普及活動に取り組んでいます。
三溪園においても、杉田梅について学びながら、園内で採れた梅の加工方法を紹介するイベントを2016年から開始し、今年で9回目を迎えます。今後も三溪園は、歴史と文化の継承・発展に協力してまいります。



三溪園について

三溪園は生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって創られ、1906年(明治39)5月1日に一般公開されました。約17.5ha(東京ドーム約3.7個分)に及ぶ園内には、廃仏毀釈などによる荒廃から守るため、京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が巧みに配置されており、古建築と自然が調和した四季折々の景色が楽しめる日本庭園です。開園当初は「遊覧御随意」を掲げ外苑を24時間無料開放するなど、「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の想いが反映されています。原三溪の存命中は新進芸術家の育成と支援の場ともなり、横山大観、下村観山、前田青邨らを輩出するなど、日本美術への貢献も評価されています。戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28)に原家から横浜市に譲渡されるのを機に財団法人三溪園保勝会が設立され、現在に至ります。2007年(平成19)には国の名勝に指定され、現在園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。

《施設概要》
【施設名】三溪園(さんけいえん)
【運営】公益財団法人三溪園保勝会
【所在地】〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
【連絡先】TEL 045-621-0635
【公式HP】https://www.sankeien.or.jp
【Instagram】https://www.instagram.com/sankeien_garden
【X】https://twitter.com/HSankeien
【入園料】大人900円/小中学生200円
横浜市内在住の65歳以上700円(公的証明書の提示が必要)
【開園時間】9:00~17:00(最終入園16:30)
【アクセス】JR根岸線根岸駅から市営バスで10分「本牧」下車、徒歩10分、横浜駅東口から市営バスで40分「三溪園入口」下車、徒歩5分

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