東急東横線大倉山駅近くの「街カフェ大倉山ミエル」(横浜市港北区大倉山2)で6月15日、1日限定カフェイベント「SUECCO 甘酒カフェ」が開催された。
横浜市青葉区のシェアハウスから生まれた10代~30代の人が集うモノづくり集団SUECCO(スエッコ、東京都渋谷区)が企画した同イベント。同社は生産者のこだわりが詰まった良いものの紹介や、不用なものをデザインの力で再生していくといった活動を通して、ライフスタイルの発信や社会貢献をしている。これまでモノ作りができるスペースやワークショップ、国産食材を使った各種イベントの企画を行ってきた。
今回は長崎の五島列島で生産された芋の甘酒「カンコロリン」をテーマに限定カフェをオープン。「五島列島に産業を生み出したい」という思いから生まれた甘酒と「良いモノを応援したい」という同社のコンセプトが一致したことから企画された。
当日はカンコロリンのほか、甘酒を使ったスイーツを提供。不用になったサンプルの壁紙を加工したノートやピアスの販売やエンボス加工体験などのモノ作りワークショップも行われ、約60人が訪れた。
同社の渡邉雅子さんは「こうした企画の新しい出会いから何かが生まれていく。これからもさまざまな可能性を広げていきたい」と話す。