ジャズイベント「FOREST JAZZ@カーボン山」が7月7日、菊名桜山公園(横浜市港北区菊名3)で行われた。
菊名桜山公園は1.2ヘクタールの広さがある八重桜の名所。第一カーボンという会社が所有していた土地だったため、周辺の住民からは通称「カーボン山」と呼ばれ親しまれている。2001年には「カーボン山」がマンション建設予定地になったことを機に、この自然を守ろうと地域住民による「桜の森を守る会」が発足。2010年には市が土地を買い取り公園になったほか、2011年には「洋風な東屋」というコンセプトで多目的に使えるトイレ棟もオープンした。
同イベントは「桜の森を守る会」が主催し、トイレ棟前で開催するジャズイベント。2年目を迎える今年は小山尚希カルテットによるジャズナンバーで会場をわかせた。
会長の清水康二さんは「春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々楽しめるこの公園。多くの方に自然を楽しんでもらいたい。これからもお祭りのほかにクリスマスイベントやクラシックイベントなども考えている」と話す。