屋内向け位置情報配信サービス、港北のIT企業が提供開始

横浜人形の家での利用の様子

横浜人形の家での利用の様子

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 インターネット関連サービス事業を展開するイージェーワークス(横浜市港北区新横浜3)は12月23日、屋内での位置情報連動マーケティングサービス「Smart Infospot(スマートインフォスポット)」の提供を始めた。

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 Wi-Fiアクセスポイントを使い位置情報を検知して、その場所に合わせたコンテンツをスマートフォンに配信できる同サービス。商業施設や博物館、イベント会場などGPS(衛星利用測位システム)ではエリア情報を把握できない屋内での利用を想定する。

 同社ではWi-Fiアクセスポイントの設置やアプリケーション、CMS(コンテンツマネジメントシステム)・サーバーの設定などを体系化してサービスを展開。配信するコンテンツはスマートフォンのほか、ウェブやデジタルサイネージなどへの配信も可能となる。

 横浜人形の家(横浜市中区)は同日からこのサービスを導入。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンへ、それぞれの展示品に合わせた音声ガイダンスを流す。

 同社経営戦略室の大城亜紀彦さんは「屋内施設のWi-Fi化とスマートフォンを使ったコンテンツ配信は今後、集客と販促で大きな役割を担っていくと考えている」と話す。

 価格は、初期導入費用=150万円~(アプリケーション設定、CMS・サーバー設定、Wi-Fiアクセスポイント設置)、月額費用=CMS・サーバー利用料=5万円~、Wi-Fiアクセスポイント=1台につき1万円。

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