今年横浜で収穫したオリーブを使った「横浜オリーブ No.5 Viento Fresco(ナンバー5ビエントフレスコ)エクストラバージンオリーブオイル」の販売が12月15日に始まった。
手がけるのはオリーブ果樹園を管理する「横浜オリーブ」(横浜市緑区鴨居町)。同社は2017(平成29)年からJR横浜線鴨居駅周辺の休耕地や耕作放棄地にオリーブを植えて、畑を再活用する活動を始め、現在は18カ所、延べ3万6000平方メートルの畑でオリーブを育てている。近隣にはオリーブオイルを搾るための搾油工場も建設した。
今年は10月からオリーブの実を収穫。一般向けに収穫体験も行い、11月末までに約4トンの実が採れたという。工場では室温を一定の温度以下に抑えたコールドプレス製法で搾油して、瓶詰めを行った。
オリーブオイルは品種別に数種類用意し、今回販売を始めた「横浜オリーブ Viento Frescoエクストラバージンオリーブオイル」は、オヒブランカ種というオリーブの実を使ったオイル。「青リンゴのようなみずみずしい香り」を感じるという。
横浜オリーブの串田明美さんは「横浜の土と風、太陽をいっぱいに感じられるような特別なオリーブオイルが今年もできた。横浜でオリーブオイルを作っていることはまだまだ知られていないので、お土産などに使ってもらえたら、話題になると思う」と話す。
価格は120ミリリットル=3,240円。オンラインショップで販売する。