企画展「サムライ Meets ペリー With 黒船」が7月13日、横浜市歴史博物館(横浜市都筑区中川中央1)で始まる。
ペリーが横浜に上陸し、日米和親条約が結ばれてから今年で170年目を迎えることを記念して企画した。ペリー来航の際、横浜で警備を担った武士に焦点を当てて、当時の状況を紹介する。
ペリー艦隊が横浜に来航した1854年に、現在の横浜市域では、武州金沢藩(横浜市)・鳥取藩(鳥取県)・小倉藩(福岡県)・松代藩(長野県)などが警備を担当した。武士の残した日記や手紙を基に、市内に残る資料を展示する。
併せて期間中は、同館の主任学芸員や横浜開港資料館(横浜市中区)の調査研究員らによる連続講座やフロアレクチャー、親子向けナイトミュージアムなどの関連イベントも予定する。
開館時間は9時~17時。観覧料は一般=1,000円、高校・大学生=500円、小中学生・市内在住65歳以上=200円。9月1日まで。