港北経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位に、横浜アリーナ(横浜市港北区新横浜3)で行われた横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」を伝えるニュースが輝いた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 新横浜で「二十歳の市民を祝うつどい」 区ごとに3回の式典(1/8)
2. 横浜・川和町駅前に黄色いじゅうたん 菜の花開花(2/16)
3. 新商業施設「そよら横浜高田」開業へ 横浜市営地下鉄高田駅前(3/19)
4. 横浜・都筑にボッシュ新社屋完成 5月に渋谷から本社移転へ(4/5)
5. 新綱島駅直結の商業施設「SHINSUI」開業へ(3/14)
6. こどもの国近くに日帰り温浴施設開業へ 秋には温泉も(3/1)
7. 桜とチューリップの競演 横浜・江川せせらぎ緑道に春の訪れ(4/9)
8. 横浜・ノースポートで「パンマルシェ」 県内外から25店舗一堂に(2/22)
9. 「六角家」がラー博に復活 1994年当時の味進化させレギュラー出店へ(4/8)
10. センター南・正覚寺のハナショウブ開花 アジサイと共にこれから見頃へ(6/5)
これまで横浜市の成人式は、市内18区の新成人が横浜アリーナに集まって行われてきた。2022年に成年年齢が18歳に引き下げられたことから、昨年からは「二十歳の市民を祝うつどい」の名称で開催している。今年の対象者は2003(平成15)年4月2日から2004(平成16)年4月1日までに生まれた横浜市内に住民登録している3万5863人で、昨年に比べ約60人増えた。
2位、7位、10位は地域の自然の話題。川和町駅前の菜の花畑は、桜も植えられていて、その景色は横浜市都筑区の春の風物詩として定着してきた。川和町駅周辺では近年、再開発で商業施設や大型の新築マンションが建ったほか、地域住民によるイベントや活動も増えている。これからの街の盛り上がりが期待される。
3位から6位までは新しい施設開業を伝えるニュースが続けてランクイン。渋谷から移転してきた自動車部品を扱う「ボッシュ」の新社屋は、横浜市営地下鉄センター北駅とセンター南駅の間にある約1万2000平方メートルの敷地に建設された。敷地内では現在、都筑区民文化センター「ボッシュホール」が建設中で、9月に完成する。
6位の日帰り温浴施設「喜楽里(きらり)別邸横浜青葉店」(青葉区奈良4)は3月に開業した。手がけるのは首都圏で「喜楽里」や「湯楽の里」などの温浴事業を展開するスパサンフジ(東京都渋谷区)。小学生以上を対象にした温浴施設で約2535平方メートルの施設内には露天風呂、内湯、プルガマ&岩盤浴、サウナなどを備える。秋には地下2000メートルからくみ上げる温泉の開湯も予定する。
8位、9位は食に関するニュース。「六角家」は、新横浜ラーメン博物館(港北区新横浜2)が開業した1994(平成6)年から2003(平成15)年まで同館で営業していた家系ラーメン店。2017(平成29)年に横浜・六角橋にあった本店が閉店し、現在は別経営で横浜・戸塚で営業している。今回同館には、かつて本店で働いていた従業員らの協力で「六角家1994+(プラス)」として復活した。
新しい商業施設のオープンや企業の新しい動きが目立った上半期の港北エリア。港北経済新聞では街の新しい動きをキャッチしながら、明るいニュースをこれからも発信していく。