縄文時代後期の筒形土偶をモチーフにしたぬいぐるみキーホルダー「はらでぐちくんといっしょ」の販売が6月8日、横浜市歴史博物館(横浜市都筑区中川中央1)ミュージアムショップで始まった。
「原出口遺跡」(都筑区川和台)から出土した約3500年前の筒形土偶は、普段館内の常設展示室で展示している。これまで同館では愛らしい顔や姿に親しみを込めて「はらでぐちくん」と呼び、ペーパークラフトグッズを展開してきた。
同館が2025年に開館30周年を迎えることを記念して今回、ぬいぐるみキーホルダーとして商品化した。大きさは高さ12センチ、幅6センチ(顔の幅)。
販売を始めてからは連日購入があり、中には複数購入する客もいるという。同館ショップ担当の野口文恵さんは「当館にはマスコットキャラクターの『レックル』がいるが、それに続く第2のキャラクターとして広まってくれるとうれしい」と話す。
価格は1,100円。オンラインショップでも販売する。