全国から和太鼓団体や奏者を招く「横浜太鼓祭」が6月9日、横浜市緑公会堂(横浜市緑区寺山町)で開催される。
主催は横浜市旭区・若葉台を拠点に活動する創作和太鼓集団「打鼓音(だこおん)」(TEL 045-922-1677)。和太鼓で横浜を盛り上げたいと2019年から市内各所で毎年開催してきた。
今年は能登半島地震によって練習場所や演奏機会を失った石川県の和太鼓団体「輪島和太鼓 虎之介」に所属する今井昴さんが出演。活動支援のための募金活動や応援メッセージを添えた横断幕を準備した。
そのほか、ジュニアの大太鼓コンテストで優勝経験のある笠原朝日さん(小学6年)、赤羽幸之助さん(中学1年)、坂本陽向汰さん(同2年)による「大太鼓三本打ち」も披露する。
そのほかの出演団体・出演者は、「和太鼓 凪」(千葉県)、「小佐治すいりょう太鼓」(滋賀県)、「華音」(神奈川県)、吉村城太郎さん(愛知県)。
打鼓音代表の渡邊晃伸さんは「全国の太鼓仲間とのつながりの中で、素晴らしいと感じた団体や個人に出演いただいている。今回は小中学生による演奏に注目していて、若いながら感動する太鼓を打つ。これまでは大人が演奏していた『大太鼓三本打ち』を任せるので期待してほしい」と話す。
13時開場、14時開演。料金は指定席=3,850円、一般=3,000円、高校生以下=2,200円。