明治から平成までのひな人形とつるし飾りの展示が2月23日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西2)内の「都筑民家園」で始まった。
江戸時代の民家「旧長沢家」(横浜市指定文化財)を移築して公開している同園。季節ごとの伝統行事にちなんだ展示も展開している。
今回は3月3日の桃の節句に合わせて、有志が所有している明治~平成のひな人形を飾る企画「ひな祭りウィーク」を開催。飾るひな人形の中には、明治期に作られた京びなの老舗丸平大木人形など貴重な展示もある。
「つるし飾り」は江戸時代頃から始まったとされる天井から縁起物をつるす飾り。縁起物は子どもの健やかな成長を願い、端切れを使って手作りする。同園では桃やハマグリ、フクロウなど30種類以上の縁起物を毎年有志が作りためてきた。
開催時間は10時~16時。入場無料。展示は3月3日まで。