インドネシアの伝統料理バソを使った限定パン「ガルーダ・バソ」の販売が5月15日、横浜・仲町台のパン店「ベーカリーリゾート ブルーコーナー」(横浜市都筑区仲町台1)で始まった。
「世界の魅力をパンで伝える」をコンセプトに、国内外のさまざまな食文化や食材を取り入れたパンを月替わりで展開している同店。週1日の店頭販売のほか、飲食店のハンバーガーバンズやパン商品のプロデュースも手掛ける。
5月~6月のテーマは「東南アジア」で、このエリアにちなんだ各種限定パンを企画した。「バソ」はインドネシアで食べられている料理で、鶏肉などの肉のすり身にでんぷんを混ぜて作るミートボール。現地ではスープに入れて食べる。
同店では牛肉のすり身に、唐辛子やニンニク、発酵エビなどを使ったインドネシアの香辛料サンバルを合わせて作ったバソをインドネシアの守り神「ガルーダ」に見立てたオレンジ色の生地で包んで焼き上げた。価格は420円。
プロデューサーのハンマーさんは「インドネシアのグルメといえば、ナシゴレンやミーゴレンなどの料理が日本でも知られているが、今回はよりリアルな現地のグルメを知っていただこうとバソを選んだ。バリやパンと見間違えるが正しくはバソ」と話す。
販売は6月5日まで。営業時間は毎週日曜日の10時~15時。