横浜北部を拠点に活動する社会人サッカークラブ「イトゥアーノFC横浜」が3月6日、2022年シーズンの体制発表を行う「KICK OFF PARTY」をまちなかbizつづき(横浜市都筑区中川中央1)で開催した。
青葉区を拠点に活動していた社会人サッカークラブ「FC横浜アズール」が前身の同チーム。2018(平成30)年にはブラジル・サンパウロの1部リーグに所属するプロサッカークラブ「イトゥアーノFC」と業務提携し、チーム名を「イトゥアーノFC横浜」に改称して再スタートを切った。運営主体は横浜市内を中心にサッカー事業を手掛けるNPO法人セイントフットサッカークラブ(横浜市保土ケ谷区)。
現在トップチームは神奈川社会人サッカーリーグ1部に所属し、昨シーズンの結果は3位。来シーズンは関東リーグ昇格やそのさらに上を目指せるチームにしていく。
2022年シーズンはこれまでチームを率いてきた、元サッカー日本代表の山田暢久さんが契約満了のため退任。昨年度ヘッドコーチを務めた大柴淳さんが新監督に就任した。体制はトップチームが27選手、ジュニアユース(中学生)が43選手、スペシャルクラスやアドバンスクラスなどに所属する小学生が143選手。
あわせて、関塚隆さんのテクニカルアドバイザー就任もサプライズ発表。関塚さんは日本サッカー協会で技術委員長やナショナルチームダイレクターを務め、川崎フロンターレや鹿島アントラーズ、U-23日本代表(ロンドン五輪)などの監督経験もある。
関塚テクニカルアドバイザーは「大柴新監督のもと、昇格に向けてチーム一丸となって戦っていきたいと思う。その中で選手ファースト、チームファーストでしっかりとサッカーを楽しみながら、勝利を目指していくチームになってほしい。今シーズンよろしくお願いします」と話した。
2022年の神奈川社会人サッカーリーグは4月に開幕する。