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都筑民家園で「重陽の節句」 旧暦の9月9日に合わせ菊酒など展示

重陽は五節句の一つ

重陽は五節句の一つ

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 長寿を願う秋の行事「重陽の節句」をテーマにしたイベントが10月16日・17日、大塚・歳勝土遺跡公園(横浜市都筑区大棚西)内「都筑民家園」で行われる。

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 江戸時代中期の古民家を移築復元した同園。横浜市民の文化交流の場として、季節ごとに伝承文化や年中行事にちなんだイベントを企画してきた。

 「重陽の節句」は「菊節句」とも呼ばれる五節句の一つ。毎年9月9日に無病息災や長寿を願い、古くから邪気払いや長寿に良いとされる菊を使って、しつらえや行事食を用意する。

 同園では旧暦の9月9日に合わせて開催。主屋に菊節句にちなんだ着せ綿の菊の花、菊柄の着物、菊酒を展示する。

 17日には日本人形文化研究所の林直輝所長を迎えたギャラリートーク「五節句と茱萸袋(ぐみぶくろ)のお話」(1回目=11時~11時30分、2回目=14時~14時30分、要予約)も予定。あわせて林所長が所蔵する貴重な掛け軸や床飾りなどの特別展示も行う。

 事務局長の木村格さんは「平安時代から宮中で、衣桁に掛けた厄除けの『ぐみ袋』について、林所長にお話を伺う。貴重な所蔵品や菊酒などの展示と合わせて、日本文化を深く知っていただけたら」と話す。

 開催時間は両日とも10時~16時。参加費無料。

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