起業や副業のためのスキルをシェアするオンラインスクール「みんなの起業大学」が5月1日に開講した。
運営は、起業支援コンサルティングサービスを展開するBE(横浜市都筑区荏田東4)。同社ではこれまで、円満な家族作りをテーマに夫婦の経済安定化をサポートする事業を展開してきた。女性を中心に起業のためのコンサルタントを行ってきたが、コロナ禍によって、新たに起業や副業を考える人が増えたため、広く学びの場を作りたいとオンラインスクールを開講した。
今年1月・2月には、オンラインスクール開講に向けてクラウドファンディングに挑戦。100人近い支援者が集まり、今回の開講につながった。
現在50人ほどの講師が登録し、これからブランディングやマーケティングなど、100以上の講座を提供する。受講生のターゲットは30~50代で、起業のほか、副業などの小規模ビジネスを始めたいというニーズにも応えていく。同社の支援アドバイザーが講師と受講生のマッチングも行うという。
小久保修司代表は「シェアしていくのが一つのブーム。これからスキルのシェアもどんどん広がっていくと思う。当スクールではそうしたスキルシェアをしながら、地域の起業支援団体やスクールなどとも連携して、例えば他のスクールで学んだ方にこちらで講師をしていただくなど、コミュニティーのシェアもしていきたい」と話す。
講座受講は事前のポイント購入制。スポットでのポイント購入のほか、月額会員プランも用意する。入会無料。今後も受講生と合わせて講師も募集して講座数を増やしていく。