スポーツボランティアの育成・研修を行う「ファイナルスタジアム・スポーツボランティア・アカデミー(FSVA)」が6月15日、日産スタジアム(横浜市港北区小机町)で開講される。
2002年のFIFAワールドカップ決勝の地「ファイナルスタジアム」やラグビーワールドカップ2019日本大会の会場として知られる同スタジアム。Jリーグをはじめ各種スポーツイベントで活動するボランティアチームを有している。
同アカデミーは、スポーツボランティアとして活動するためのノウハウを提供するもの。講義と活動実習を経て、所定の評価で合格すると、スポーツボランティアの初級Aライセンスが進呈される。
昨年初開講し、これまで4回の講座を提供してきた。参加者は10代から70代と幅広く、そのうち9割が40代以上。このなかから215人の修了生が生まれている。
今回もボランティア活動の実例紹介を交えた講義とワークショップを行う。併せて、6月22日に活動実習(同スタジアムで開催の横浜F・マリノスホームゲーム)も予定する。
初級Aライセンス取得後は同スタジアムや新横浜公園などで行われるスポーツイベントへのボランティア参加が可能。学んだ知識や経験を生かすことができる。
横浜市体育協会公園管理局事業部の石崎佳子さんは「毎回Jリーグの試合でのボランティア活動実習は好評。生徒の皆さんは、ワークショップでチーム力を高めてその力を発揮している。今後も当スタジアムをはじめ、さまざまなイベントで活躍されることに期待する」と話す。
講義時間は14時~17時。参加費は3,000円。申込みは5月15日まで。