新横浜でミツバチを育てる「新横浜ハニーフィールドプロジェクト」の今年の採蜜が始まった。
横浜の街中でミツバチを育て、採蜜したハチミツを地域ゆかりの商品へ活用する「HAMA Boom Boom!Project」の一環となる同プロジェクト。ミツバチは行動範囲(半径約2キロ圏内)に生育している草花から蜜を採ってくることから、養蜂を通して地域の自然環境を意識するきっかけを作り、共同で作業を行うことで人と人のつながりを広げる。
養蜂は新横浜駅前郵便局のある臼井ビル(横浜市港北区新横浜2)屋上で行われており、飼育しているミツバチは約2万匹。昨年は合計約136キロの蜂蜜が採蜜された。
今年の採蜜は4月末から始まり、参加者は近隣の大学生から社会人までさまざま。普段触れることのないミツバチに緊張しながら採蜜を行っている。「HAMA Boom Boom!Project」代表の岡田信行さんは「今年は天候などの影響で、採れている蜂蜜は少ないが、5月中旬頃からは本格的に採蜜できると思う」と話す。
新横浜ハニーフィールドプロジェクトの採蜜は7月ごろまで、毎週土曜日に行っている。採蜜への参加方法は同プロジェクトのブログで確認できる。