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小惑星探査機「はやぶさ」の映画が公開-JAXA関係者の舞台あいさつも

公開記念イベントで登壇した竹前俊昭さんと日本宇宙少年団横浜分団の皆さん

公開記念イベントで登壇した竹前俊昭さんと日本宇宙少年団横浜分団の皆さん

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 ノースポート・モールの「ワーナー・マイカル・シネマズ港北ニュータウン」(横浜市都筑区中川中央1、TEL 045-914-7677)で5月15日、小惑星探査機「はやぶさ」のドキュメンタリー映画「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」の公開記念イベントが行われた。

ノースポート・モール内で展示されている「はやぶさ」関連資料

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 「はやぶさ」は2003年5月に打ち上げが行われ、その後2005年に小惑星「イトカワ」に到達。小惑星の観測とサンプル採集が行われた後、2010年6月に地球に帰還し、サンプルの入ったカプセルを地球に再突入させた。

 同作品は「はやぶさ」の60億キロの旅を全編CG映像とナレーションで追ったドキュメンタリー。これまでプラネタリウム用に作られていた全天周映像を映画スクリーン用に再編集した。14日から全国のワーナー・マイカル・シネマズと角川シネプレックスで公開されている。

 当日は上映後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)所有の「はやぶさ」打ち上げやカプセル再突入の特別映像の上映、打ち上げに携わったJAXAの竹前俊昭さんや竹前さんが団長を務める日本宇宙少年団横浜分団の子どもら45人が登壇し、トークショーが行われた。

 竹前さんは「はやぶさの帰還から時間がたったが、このように映画になって上映できるのは、それだけ、皆さんの関心が高いのだと思う。工学的な成果もあるが『困難を乗り越える』というキーワードもはやぶさのミッションにはあった」と話す。

 併せて、劇場ロビーなどでJAXA所蔵の「はやぶさ」関連資料を展示している。上映は1日5回で、料金は500円。今月27日まで。

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