新横浜でミツバチを育てる「新横浜ハニーフィールドプロジェクト」が今年も始まった。
同プロジェクトは、横浜の街中でミツバチを育て、採蜜したハチミツを地域ゆかりの商品へ活用する「HAMA Boom Boom!Project」の一環。ミツバチは行動範囲(半径約2キロ圏内)に生育している草花から蜜を採ってくることから、同プロジェクトの養蜂は地域の自然環境を意識するきっかけとなる。
新横浜での活動は昨年から始まり、養蜂は新横浜駅前郵便局のある臼井ビル(横浜市港北区新横浜2)屋上で行われている。飼育しているミツバチは約2万匹。
4月からは毎週土曜日に採蜜のイベントが行われ、参加者は巣箱やミツバチを間近に見ながら、蜂蜜を採ることができる。
今月16日には、採蜜とともにミツバチが蜜を採る草花「蜜源植物」を新横浜公園に植栽。新横浜公園と新横浜町内会の協力の下、ムシトリナデシコやガウラなど120株が植栽された。
「HAMA Boom Boom!Project」代表の岡田信行さんは「昨年に比べ、今年はあまり蜜が採れていないが、4月末には採蜜できると思う。ただ、ハチミツを採ることよりも、多様なバックグラウンドを持つ人が集まれることもポイント。今年は昨年よりもさまざまな人が興味を持って集まってくれていて、こうして人と人のつながりが広がっていくのが実感できて楽しい」と話す。
新横浜ハニーフィールドプロジェクトの採蜜は毎週土曜日(7月ごろまで)。採蜜への参加は、同プロジェクトのブログから。