港北経済新聞の今年上半期PV(ページビュー)ランキング1位には、第三京浜道路と首都高速神奈川1号横羽線を結ぶ「高速神奈川7号横浜北線(きたせん)」開通を伝えた記事が輝いた。ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。
上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 第三京浜と横羽線結ぶ「横浜北線」開通 横浜北部と臨海部のアクセス向上へ(3/19)
2. 高速道「横浜北線」に先立ち、新横浜の都市計画道路長島大竹線開通(3/17)
3. 日本一富士山がきれいに見える地下鉄駅「川和町駅」で初富士くっきり(1/1)
4. 高速神奈川7号横浜北線が3月18日16時に開通へ 横浜北部と臨海部のアクセス向上(2/3)
5. 横浜北部と御殿場プレミアム・アウトレット結ぶ直行便、日吉駅の乗り入れ開始へ(3/3)
6. センター北の親子鉄道カフェで巨大展示リニューアル プラレールアーティストが刷新(3/2)
7. あざみ野ガーデンズに手ぶらバーベキューできるアウトドア施設 通年でイベントも(6/5)
8. 罪が許されたこと証明する伝票「汎用免罪符」 ヴィレヴァンオンラインで取扱い(2/16)
9. 元住吉から恩田まで臨時列車で行く東急電鉄長津田車両工場見学ツアー(6/2)
10. 横浜・都筑の未使用車専門店が各社の「自動ブレーキ」を比較するセミナー開催へ(5/10)
上半期は1位、2位、4位と3月18日に開通した「高速神奈川7号横浜北線」に関連する話題がランクイン。2001年の事業着手から約17年で完成したこの高速道は、横浜北部エリアと首都高横羽線・湾岸線とのアクセス向上が期待され、建設中から注目度が高かった。現在は「横浜北線」とつながる、第三京浜港北ICと東名高速横浜青葉ICを結ぶ高速道路「ほくせいせん」の工事に着手しており、2020年開通を目指している。
3位は元日に掲載した「初富士」の話題。「富士山が日本一綺麗に見える地下鉄の駅」に認定されている横浜市営地下鉄川和町駅からの元日朝の富士山を紹介した。
5位は御殿場プレミアムアウトレットに直通する高速バスの東急東横線日吉駅への乗り入れを紹介した記事。これまで市営地下鉄センター北駅・東急田園都市線たまプラーザ駅と御殿場を結んでいたが、日吉駅からも利用できることになり、東横線沿線からの乗客増が見込まれる。
6位の親子向け鉄道カフェ「Train Toys(トレイントイズ)」(横浜市都筑区中川中央1、TEL 045-507-5880)は昨年9月に開店した店舗。店内ではプラレールアーティストの「ぺたぞうさん」の協力で立体的な巨大レイアウトを展示しており、3月にはリニューアルが行われた。
7位は7月16日にオープン予定のアウトドア施設の話題。郊外型商業施設「あざみ野ガーデンズ」(横浜市青葉区大場町)内に登場予定のこの施設は、手ぶらバーベキューが楽しめるほか、アウトドアイベントも開催予定。
8位はヴィレッジヴァンガードオンラインストアで取扱いを始めた「犯した罪が許されたことを証明」するための伝票「汎用免罪符」を紹介した記事。そのネーミングとまさかの使用用途がSNSウケした。ヴィレッジヴァンガードオンラインストアを展開するヴィレッジヴァンガードウェブドは新横浜に本社を置いている。
9位はアクセス数の高い鉄道の話題。通常の路線利用では通らないルートで特別列車に乗れる企画だった。
10位は自動車の「自動ブレーキ」機能を展示車を使って乗り比べができたイベント。自動車の予防安全装備が次々に登場しているなか、消費者が各社の特性や構造を客観的に見られる機会は少ないので、注目が集まった。
上半期もさまざまなニュースのあった港北エリア。特に「横浜北線」の開通はインパクトがあり、今後は「ほくせいせん」の開通のほか、鉄道では相鉄線・JR・東横線との接続を控えており、交通事情や人の流れが変わっていく。港北経済新聞ではこれら地域の変化を見守りながら、街の動きを記録していく。