横浜・青葉のアートスペース「JIKE STUDIO」(横浜市青葉区寺家町、TEL 045-350-3804)で3月3日、企画展「今の会図 harunachicoの世界展」が始まった。
「harunachico(ハルナチコ)」は作家の市橋聡子さんと染工人の三村誠さんによる創作ユニット。布・革・糸を使った立体造形、絵画、陶器、ガラス、Tシャツなど表現手法は多岐にわたる。2008年にはフランス・パリのルーブル宮殿内装飾美術館での作品発表経験もある。
会場では糸目友禅を応用して、糸自体を手染めした大判タペストリー(縦2メートル、横90センチ)をはじめ、がまぐちやバッグなどのクラフト作品、絵画や立体作品など100点を展示する。
企画担当の坂上浩美さんは「大判タペストリーは、今にも動き出しそうな動物の絵が描かれ、光が透けたときの色も印象的。ハルナチコさんの作品は、食卓のそばに飾りたいものや、音楽が聞こえてきそうなものが多い。ユーモアあふれる作品ばかりなので、タイトルの文章とともにご覧いただけたら」と話す。
展示時間は11時~18時。入場無料。今月26日まで。