横浜・青葉のアートスペース「JIKE STUDIO」(横浜市青葉区寺家町、TEL 045-350-3804)で現在、クレヨン画家・加藤休ミさんの世界展が開催されている。
加藤さんは、クレヨン画家として書籍や雑誌の挿絵を手掛けるほか、「ともだちやま」や「キムチの絵本」、「おさかないちば」などの絵本でも知られる。絵画作品は、クレヨンとオイルパステルを使った独自の技法で魚や食卓のおかずなどを迫力あるタッチで描く。
会場では大小さまざまな魚の絵や焼き魚、懐かしい街角の風景など初公開作品約40点を展示する。
9月12日には、寺家町の自然散策を楽しむ「クレヨンと寺家散歩」(11時~13時、材料費600円)や加藤さんの絵本作品で噺を担当した林家彦いちさんによる落語独演会(17時~18時30分、料金3,300円)を予定。9月26日には加藤さんによる墨汁ライブペイント(14時30分~15時30分、料金1,200円)も開催される。
同スペース企画担当の坂上浩美さんは「描かれた赤飯は、本物の赤飯よりも赤飯らしくおいしそうに、鮮魚はひとつひとつのうろこの光まで描かれ、魚の美しさが、魚以上に描かれている。これからお米や魚がおいしくなる季節。今回の展示に合わせて併設するカフェでも魚メニューが登場するので、鑑賞と共に楽しんでいただけたら」と話す。
開催時間は11時~18時。火曜休廊。入場無料。会期は27日まで。