東急東横線妙蓮寺駅近くに3月15日、古民家カフェ「母めし健康食堂 HUG.CAFE」(横浜市港北区菊名2、TEL 045-718-5773)がオープンした。
築40年以上の平屋を生かしてオープンした同店。地元の不動産・建築会社「松栄建設」(港北区仲手原1)が子会社「HUG」を立ち上げて管理・運営を行う。
店舗面積は約80平方メートルで、席数は約35席。約800平方メートルの広大な敷地に広がる竹やぶを切り開き、駅前からアクセスできる小道も作った。
メニューは東京都国立市で「やまもりカフェ」を運営する大久保久江さんが監修。昔ながらの日本の家庭の伝統食を、20代~60代の地元の女性スタッフ8人が調理する。食材は、横浜のものを中心に、こだわりの旬の食材を大久保さんとスタッフが生産者に直接会いに行って仕入れる。
ランチ(11時30分~14時30分)は日替わり母めし定食(1,180円)とお子様セット(500円)を用意。カフェタイムメニューはコーヒー、紅茶、豆茶(各450円)や濃厚チーズケーキ、しっとりガトーショコラ(各450円)など。
HUGの酒井洋輔代表は「貧困や女性の働き方など、不動産業を通して見えてきた地域の課題を、ビジネスで解決したいと思った。女性らしさを生かした仕事を作っていけたら」と話す。
営業時間は9時30分~17時。午前中にはカフェ営業と並行してフラワーレッスンや消しゴムハンコ教室などのワークショップ、17時以降はサロンや教室向けの貸しスペースとしての営業も予定する。火曜定休。