港北公会堂(横浜市港北区大豆戸町)で11月20日、写真家の小西貴士さんと玉川大学教授大豆生田啓友さんによるチャリティーポストカードブック「小さな太陽」のスライド&トークショーが開催される。
子どもたちのさまざまな笑顔の写真に、明治時代の教育者倉橋惣三による著書「育ての心」の言葉を大豆生田さんがセレクトして添えた同カードブック。イベントは写真をスクリーンに映しながら、倉橋惣三の言葉と子どもたちの笑顔をテーマに保育専門家でもある小西さん、大豆生田さんの2人が対談する。
小西さんは「子どもをめぐるうまく言葉にならない素敵なこと」をテーマとする写真家。大豆生田さんは幼児教育を専門とする教授。2人は子どもたちの豊かな表情から大人が守っていくべきものの大切さを感じてほしいという趣旨で、これまでも都内や横浜などで同イベントを開催してきた。
主催団体のひとつで港北区地域子育て支援拠点「どろっぷ」を運営するNPO法人びーのびーのの畑中祐美子さんは「子どもの表情に表れる楽しさを見守ることが本来の子育て。今回のイベントで写真をたくさんの人に見てもらって、子どもにとって思いっきり遊ぶことの大切さを感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~12時(開場9時30分)。参加費は1人500円。