大塚・歳勝土遺跡公園内「都筑民家園」(横浜市都筑区大棚西2、TEL 045-594-1723)で11月9日、七五三撮影会「七五三に着物を着て写真を撮ろう」が開催された。
毎年秋に、古民家のなかで子どもたちの晴れ姿を写真におさめてきた同イベント。今年で12回目の開催を迎え、これまで約180組の家族連れが記念撮影をしてきた。和服のレンタル・着付け、髪結いなどを参加者へ提供し、「都筑民家園写真の会」メンバーによって、園内の床の間やいろり、茶室前、園庭などで計10枚の撮影が行われた。
今年は家族連れ16組が参加。七五三の晴れ着を着た子どもを家族が囲み、にこやかな様子で家族写真がおさめられた。祖父母も同行する姿も目立った。参加者からは「このような風景のなか和服で家族写真を撮ることはないので、とても良い思い出になると思う」という声も聞かれた。
都筑民家園管理運営委員会事務局長の岡本みどりさんは「毎年人気をいただいている企画。プロではないが、撮影者は自分の孫のように思いをこめて撮影させてもらっている」と話す。