こどもの国・中央広場(横浜市青葉区奈良町、TEL 045-961-2111)で9月27・28日、「サンマを炭火で食べる会」が開催された。
煙を周囲に気にせずに、炭火のサンマを味わってもらおうと毎年秋に開催されている同イベント。今年で22回目となる。当日は、岩手県・大船渡港からサンマ3000匹が直送され、炭は岩手県産のナラ材を使用。大根やカボスなども用意された。
今年は家族連れを中心に約3000人が参加。広場には、火の加減や焼き方も楽しめるようにとコンロが設置され、小さな子どもたちもうちわ片手に炭火で焼き上がるサンマを見守った。子どもたちからは「お魚は大好きで、おうちでもよく食べる。今日は炭でお父さんが焼いた」と喜ぶ声も聞かれた。会場周辺では、焼きあがったサンマとお弁当を広げた家族連れが、旬の味覚を楽しんだ。
同施設企画広報室の野坂佑一さんは「こどもの国のイベントでは焼き方も楽しめるので、炭火を体験する機会の少ないお子さんも、炭火ならではの味と調理方法を知ってもらえたら」と話す。