高木学園女子高等学校(横浜市港北区菊名7)の女子高生が森永乳業(東京都港区)と共同開発したアイス「チェリオ ときめきベリー」が12月2日、全国のコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどで発売される。
生徒の社会力育成プログラムとして、学外の企業や地域とのコラボレーション企画を展開している同校。今回生徒らは、チョコレートバーアイス「チェリオ」を展開している森永乳業の新商品開発に挑戦した。
学内の公募で選抜された20人の生徒は、約1年かけて商品のコンセプト作りから商品設計、プロモーション企画など商品開発に参加。10月には共同開発商品第1弾の「ハロウィーンでときめく女子高生の気持ちを表現した」という「チェリオ ときめきパンプキン」が完成し、全国で発売された。同社によるとメーカー出荷金額ベースで前年同期比で210パーセント(昨年同時期に販売したチェリオ フレーバー品比較)と推移しているという。
今回発売する共同開発商品第2弾は、ラズベリーチョコとストロベリーアイスをヨーグルト味のチョコでコーティングしたバーアイス。生徒たちは「クリスマスが近づくこの時期、女子高生が恋にときめく気持ち」を表現した。価格は126円。
普通科2年の酒井咲貴さんは「ピンクのパッケージやかわいらしいアイス、甘酸っぱいベリー風味など、これらすべてに私たちの恋心を表現した」と話す。
同社チェリオのウェブページでは、今回の共同開発の紹介や学生が制作したPR動画も公開している。