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ラー博、ムスリムやベジタリアン向けラーメン-外国人観光客増加で

野菜のみを使用したという龍上海のビーガンメニュー

野菜のみを使用したという龍上海のビーガンメニュー

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 新横浜ラーメン博物館(横浜市港北区新横浜2 TEL 045-471-0503)内各店舗は7月から、ムスリムやベジタリアン向けのメニュー「グローバルスタンダードラーメン」の提供を始めた。

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 海外では現在約1000件のラーメン店が出店しており、その多くの店舗ではムスリム(イスラム教徒)やベジタリアン向けに、使用する食材を限定したメニューを提供しているという。近年海外からの観光客が増えているという同館では、こうしたグローバルスタンダードに対応するため、今回のメニュー提供を企画した。

 同館ではムスリム向けには豚肉やアルコールなどの禁忌食材を使用しない「ムスリムフレンドリーメニュー」。ベジタリアン向けにはビーガン(野菜のみを使用)、ラクトベジタリアン(野菜と乳製品のみ使用)、オボ・ベジタリアン(野菜と卵のみ使用)、ラクトオボ・ベジタリアン(野菜と乳製品、卵のみ使用)の4つのメニューを用意した。

 現在同メニューを提供しているのは「麺の坊 砦」「支那そばや」「龍上海」「IKEMEN HOLLYWOOD」「二代目げんこつ屋」「こむらさき」の6店舗。今後は対応店舗のほかバリエーションも増やす予定。

 同館広報担当の中野正博さんは「日本ではあまり聞き慣れないことだが、海外ではラーメン店に限らず飲食店では当たり前のようにこれらのメニューを準備している。どんな味がするのか確かめていただけたら」と話す。

 入場料は、中学生以上=300円、小学生・シニア(60歳以上)=100円、小学生未満は無料。営業時間は日によって異なる。

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