よこはま動物園ズーラシア（横浜市旭区上白根町1175、TEL 045-959-1000）内の新エリア「アフリカのサバンナ」が4月19日、一部開園した。

ラクダライドも

　「アフリカのサバンナ」は現在整備中の約4.6ヘクタールのエリアで、今回はそのなかの一部約1.6ヘクタールのエリアが開園した（全面整備完了は2014年秋以降の予定）。エリア内ではアビシニアコロブスやピグミーゴートなど21種242点のアフリカ・サバンナに生息する動物を展示する。

　当日は朝から記念式典が行われ、林文子横浜市長をはじめ招待市民100人、関係者らが参加。式典で村田浩一よこはま動物園ズーラシア園長は「アフリカのサバンナが完成すると日本最大級の動物園になる当園。ここだけで世界を回り、さまざまな地域の動物や生活・文化を学べる。生物多様性を理解することは難しいが、当園では動物にふれることで、その能力を知っていただき、驚き・共感していただくことで人間も動物の仲間であることを理解してほしい」と話した。

　11時30分には一般公開が始まり、メンフクロウやハリスホーク、ダルマワシなどによるバードショーも披露。子ども連れの来園客でにぎわった。

　同園では今後、「アフリカのサバンナ」一部開園と6月に横浜で開催される「アフリカ開発会議」を記念して、アフリカンミュージックイベントやアフリカ写真展などのイベントを展開する。

　開園時間は9時30分～16時30分。入園料は、大人（18歳以上）＝600円、中人（高校生）＝300円、小人（小・中学生）＝200円、小学生未満無料。