ハウスクエア横浜(横浜市都筑区中川1)で3月23日・24日、子どもたちだけで「子どもの理想の街」をつくるイベント「ミニヨコハマシティ(ミニヨコ)」が開催される。主催はNPO法人ミニシティ・プラス(中川1)と特定非営利活動法人I Love つづき(中川1)。
「大人口出し禁止」を原則とし、選挙権のない19歳以下の子どもたちが集まり、実際に2日間「ミニヨコ」という子どもの街を作る同イベント。子どもたちはアイデアを出し合い街を作り、就労や政治、都市計画など社会の仕組みを遊びながら学ぶ。今回は、事前に開催されたミニヨコの運営会議には約50人の小中学生が参加した。
当日は運営会議に出席した子どもたちを中心に、ジュースバーや綿菓子屋、写真館のほか、銀行や市役所、税務署など、子どもが運営する約30の店舗・公共施設が出店する。
会場の外では、都筑区内のニュースを子どもの目線で独自に取材している「つづきジュニア編集局」によるインターネット放送局も公開放送。東日本大震災被災地の石巻で活動する「石巻日日こども新聞」の記者とユーストリーム放送をコラボレーションで行う。
NPO法人ミニシティ・プラスの岩室晶子さんは「被災地支援の物産展や出店など、今回は大人も楽しめる要素が多くある。子どもたちの応援にぜひ駆けつけてくれたら」と話す。
開催時間は10時~16時。参加費は300円(19歳以下の子どもであれば参加可能)。