東急東横線菊名駅近くに3月3日、子どもやその親向けのコンピューター・プログラミング教室「ビスケット塾」(横浜市港北区篠原北1、TEL 090-5522-0394)が開校した。運営は特定非営利活動法人デジタルポケット。
コンピューターの利用法やソフトウエアの使い方を学ぶのではなく、自分でプログラムを組み立てることを学ぶ同塾。プログラムの基本的な動き方を学ぶ過程で、思考力や創造力、問題解決能力を養う。
同塾ではNTTコミュニケーション科学基礎研究所で開発された国産のビジュアルプログラミング言語「ビスケット」を利用してプログラムを学ぶ。同言語は文字や数字を使わず絵を使ってプログラムを組み立てるため、直感的に操作ができるほか、外国人などとともに学ぶこともできるという。
受講は小学校1~4年生とその親が対象(親子のほか、子どものみの受講も可)。コースは90分コース(月2回)と45分コース(月4回)の2コースで、ビスケットを使ってアニメーションやゲームなどを作る。そのほか、ブロックや紙、ペンなどデジタル端末以外のものを使い、プログラミングの考え方も学んでいく。
同法人の小林桂子代表理事は「今の子どもたちが大人になる頃、コンピューターと関わらない仕事はないはず。そうした子どもたちには、コンピューターを使うことに慣れる前にコンピューターの本質に触れておいて欲しい。コンピューターを創造の道具として使えるようになってもらえたら」と話すほか「そのためには、親御さんのプログラミングへの理解も必要」とも。
受講開始は4月から。