藤が丘地区センター(横浜市青葉区藤が丘1)玄関前に植えられている「ヒマラヤザクラ」が12月10日に開花した。
ヒマラヤザクラはバラ科サクラ属の樹木。ネパール地方原産と言われる冬に咲くサクラで、ピンク色の花は散る間際に色が濃くなる。毎年11月から12月にかけて花を咲かせており、地域のシンボルツリーとなっている。
同館の「ヒマラヤザクラ」は、2004年に同センター開館15周年を記念して玄関前に植樹された。植樹された苗木は地域の園芸家で、20年以上ネパール・ヒマラヤの山村で植林協力を行っている高橋佳晴さんが、ネパールから持ち帰った種子を育てたもの。同館ではこれまで高橋さんの協力も得ながら大切に育ててきた。
同館の片瀬映子館長は「今年は例年より開花が遅く、満開になるのは正月頃かもしれない。年末年始は休館だが、駐車場側から入れるようにするので、皆さんにご覧になっていただけたら」と話す。
12月28日~2013年1月4日まで休館。