ウォーターメイツスイムクラブ横浜校(横浜市綱島東1)が7月15日、オープン36周年を迎えた。
25mの室内プールを持つ同施設。1976(昭和51)年に「日本はスポーツ後進国」と感じた大鷲俊朗オーナーが、トップアスリートの体と心を育成することを目的にオープンした。
これまでに、バルセロナオリンピック(1992年)、アトランタオリンピック(1996年)、シドニーオリンピック(2000年)に日本代表選手4人とオリンピックコーチ2人を輩出。近年は所属の関根理沙選手が昨年の全国高校総体で200メートル・100メートル自由形で優勝、工藤優介選手が今年の第34回全国ジュニアオリンピック春季水泳競技大会で50メートル・100メートル背泳ぎで優勝している(高校生新記録)。今年度から大学生になった両選手は現在オリンピックを目指して練習に励んでいるという。
また世界を目指すために海外交流を重視し、海外遠征や外国人の生徒の受け入れ、英語教室の開催といった活動に積極的に取り組んでいる。
同施設の黒瀬幹夫コーチは「競技を目指す水泳ではなく、水に入らないと体験できない別世界を感じてもらいたい。水泳は一生できるスポーツなので楽しみながら続けてもらいたい」と話す。
営業時間は10時~18時(土曜日は9時~16時30分、その他サマータイムもあり)。